イベント報告 ~終了したイベント~
フラメンコスタジオ ドラード
2023年度 発表会
フラメンコスタジオドラードの2023年度発表会、日本橋劇場にて、好評の内に終了致しました。関係者の皆さん、お越しくださった観客の皆様ありがとうございました。
会場
日本橋劇場(日本橋公会堂)
公演日時
11月3日(金・祝) 開場15:30 開演16:00
フラメンコスタジオ ドラード
20周年記念ライブ at ALHAMBRA
フラメンコスタジオドラードの20周年記念ライブが盛況裡に終了致しました。関係者の皆さん、お越しくださった観客の皆様ありがとうございました。満席の為、お越し頂けなかった方々、申し訳ありませんでした。今後とも精進して参ります。よろしくお願い致します。
出演
踊り:スタジオドラード生徒、グラシアス小林
ギター:中川浩之
バイオリン:森川拓哉
カンテ:小林ゆうこ
ゲスト(アルゼンチンタンゴ):岡庭正三、和田結美
会場
スペイン料理「ALHAMBRA」
公演日時
4月1日(土) 開場18:00 開演19:00
グラシアス小林による、創作作品第三弾!!
グラシアス小林フラメンコ舞踊団
「CARONTE(カロンテ)~帰宙~」
一作目「SWAN LAKE(スワンレイク)」、二作目「TOSCA(トスカ)」に続く三作目、最終章「CARONTE(カロンテ) ~帰宙~」
カロンテとは、ギリシア神話に登場する冥界の河(日本では三途の川)の渡し守である。
ペルセポーナ(女神)の指し示す愛の宇宙。迷える人々を船に乗せて漕ぎ出すカロンテ。
人間である誰しもが避けられないテーマ、死。そして死後の世界。
人間の持つ悲しみや痛み、欲、希望、愛、闇の奥深さを見つめ続け、
そして人間の救いを祈り続ける、グラシアス小林の死生観を舞踊で描き出す作品となっている。
会場
東京芸術劇場シアターウエスト
東京都豊島区西池袋1-8-1
→アクセス
公演日時
11月2日(水) 18:30開場 19:00開演
11月3日(木・祝) 12:30開場 13:00開場
東京芸術劇場シアターウエストでの公演は大好評裡に千秋楽を迎えました。劇場に足を運んでくださった皆様に感謝致します。
また、急遽、動画配信が決まりました。まだご覧になってない方、またご覧になりたい方、どうかご利用ください。よろしくお願いします。
グラシアス小林フラメンコ舞踊団公演 vol.2「TOSCA」
2018年11月9日(金)
18時30分開場 19時開演
スワンレイクに続く創作第2弾。
プッチーニのオペラ「トスカ」を題材として、グラシアス小林が独自の宇宙を表現する渾身の創作。第2部はプーロ(純粋な)フラメンコ。
出演:
グラシアス小林
万善香織
本間静香(ゲスト)
森川拓哉(作曲・演奏)
高橋紀博(ギター)
大久保かおり(バンドネオン)
小林ゆう子(カンテ)
阿部祥子(ソプラノ)
舞台監督・音響・照明 間瀬弦彌
場所:神楽坂セッションハウス
東京都新宿区矢来町158(神楽坂駅 徒歩約1分)
料金:5,000円(税込・全席自由)
グラシアス小林舞踊団公演「TOSCA」は大盛況のうちに終了致しました。
お出で下さったお客様に深く感謝致します。
批評も高評価を頂きました。
以下は、石井拓人氏からいただいた批評です。
平成30年11月9日(金) 神楽坂 セッションハウス
TOSCA
【1部】~オペラ~
全編を通して、宗教上の死生観に支配されて血の匂い、血の味がしてくるようだった。
トスカ
阿部祥子さんが歌い、繊細な声で空間を振るわせ観客を取り込んでしまう。
踊る万善香織さんに死の影のように全身黒、バタデコーラのグラシアス小林氏がまつわりつく。
常に死が隣り合わせで、生きることは死に向かっていることと耳元でささやかれている様なぞくっとする感覚。
前作 SWAN LAKE の世界を更に凝縮したような濃密で漆黒の世界感。ちょっと怖くて、でも目が離せないきらびやかをも身にまとう二人の踊りは、はらはらしながらその展開を見守ることになる。
早くも血の味が口の中に甦る。
リベルタンゴではバンドネオンとバイオリンが絡み合いねじれあう。
そこには自由を渇望する空気があり、死から逃れようと空を仰ぎ祈るような気持ちがにじむ。なんて心地よいバンドネオンの音。なじんだバイオリンですら別物のように聞こえる不思議。
夢やぶれて ~レ・ミゼラブルより~
唯一日本語で歌われて、ほっとするひととき。でも、この歌詞はやっぱり意味が深い。
希望通りにならない人生に絶望、死の影、血の匂い、というのは考えすぎか。
ハバネラ
カルメンの劇中曲。思い通りにならないのは何も恋ばかりとは限らない。そもそも、人生そのものが不公平だったり不誠実にあふれてねじ曲げられたりしている そんな思いが、真っ赤な衣装のカルメンを貫き、奔放かつ強く生きている。
しかし小林氏の持つ死生観が色濃く反映してどこかよそよそしく死を見て見ぬ振りしようとしてる様にも見える。
劇的な展開は観る者に衝撃を与え、その先を想起させるが舞台はそこで暗転し、終わる。余韻と、消化されない不安や不条理に一瞬地の底に落ちたような感覚を味わう。ひゃ~。凄い。
キリスト教の死生観であっても、もうそれは国を超え人の思考の中で宗教という枠を超えて共有できてしまう。死は誰にとっても平等に訪れ、不可避のものだから。表現方法が変わろうと、死への畏れや人生の不条理への感情は人類にとって理解することは難しくないし、むしろ素直に受け入れやすい感情だと思う。
死を意識して生きる、死は常に隣り合わせでそこにいる、そんな思いが短時間であっても十分に感じ入る内容でした。
ふと思い出すと、そこに黒いバタデコーラの小林氏が・・・あぁ、それはそれでちょっと愛おしいかもしれない。血、が全編を通して常にしたたっている感じが、死そのものより生々しい何かを皮膚感覚で味わっているみたいだった。これからしばらく、折に触れてこの感触は甦ってゾクッとさせてくれそう。その構成の妙に感じ入るしかない。
【2部】フラメンコ
もうギターの高橋紀博氏とカンテ小林ゆうこ氏を堪能できて、この上もなく満足できる時間だった。正確かつエッジの効いた音のギター、時に鋭く時に柔らかく、小林さんの特徴的な声との共演はもっともっと、と欲する思いがあふれて止まらなかった。
前作に続き作曲やバイオリンで森川拓哉さんは小林氏と意思疎通が十分で、その世界感をしっかり音で支えて揺るがない。時にピアノで、また時にパルマで、バイオリンで、といくつもの顔を魅せてくれて、ファンとしてはうれしい限り。
小林さんのカンテに浸りつつ、不謹慎かも知れぬが、この夏のファミレスに訪れた客の不可思議な行動を記していた日記(Facebookの書き込み)を思いだし、いろいろ大変だったろうなぁ、などとも思って「ふふふっ」となってしまった。 ここに至る道は、誰しも通り一遍のありきたりじゃない、よね。お疲れ様です。
ファルーカの小林氏はやはりダンディーだ。振りの中になかなかまねできない(振りそのものだってまねできないけど)真摯な振る舞いがあったり、大仰な振りがあるのに、すべてがグッと心に迫る迫力(むしろ優しさ、と思える)がある。格好良いぜ ole。
ソレアの万善さんもアレグリアスの本間さんも、グラシアス小林色に染まり、ドラマチックな振りが見栄えして素敵でした。お二人とも、これまた 格好良いぜ ole。
前作に比して、グッとコンパクトな創りながら、見応えだけではなく音楽的な構成もしっかり聴き込むことを前提とされていて、完成度は飛躍的に高まってファンとしてはうれしい限り。きっと小林氏の中には、次の種ももう芽生えていることでしょう。それを大きく大事に育て、また私たちの前に提示してくれることを大いに期待したいところです。
バイレ グラシアス小林 万善香織
ゲストバイレ 本間静香
作曲・演奏 森川拓哉
ギター 高橋紀博
バンドネオン 大久保かおり
カンテ 小林ゆうこ
ソプラノ 阿部祥子
舞台監督・音響・照明 間瀬弦彌
タンゴナイト ~アルゼンチンタンゴ × フラメンコ~
2017年5月13日(土)18時30分開場 19時開演
FOND BLANCO(JR浦和駅 徒歩4分:さいたま市浦和区東仲町4-14 NSビル1F)
料金:3,500円(自由席 / 軽食・ 1ドリンク付)
出演:メリー&ハリー、スタジオドラードメンバー、他
スタジオドラード発表会2017
2017年11月3日(金・祝)17時開場 17時30分開演
日本橋劇場
料金:3,000円(全席自由)
「エスペランサ特別企画 グラシアス小林ライブ」ライブ出演
2017年1月13日(金)
高円寺エスペランサ
1ドリンク・タパスセット 5,000円
B・グラシアス小林、万善香織
G・鈴木英夫
C・小林ゆうこ
「菊地祐子ソロライブ」ライブ出演
2016年12月3日(土)
四ツ谷 カサ・アルティスタ
開場18:00 開演19:00(予定)
G・小倉誠司
C・小林ゆうこ
ゲスト・グラシアス小林
スペイン マドリッドのタブラオにて出演
2016年11月
B・グラシアス小林
C・小林ゆうこ
「パルマクラス ライブ」ライブ出演
2016年10月8日(土)
四ツ谷 カサ・アルティスタ
開場18:00 開演19:00
1ドリンク・軽食付 3,700円
B・C・P スタジオドラードパルマクラス生徒
G・藤嶋良博
C・小林ゆうこ
特別ゲスト・グラシアス小林
新宿区主催こどもアートデー「みんなでフラメンコ」
2016年8月6日(土)11時〜・15時〜
全労済ホール「スペース・ゼロ」
B:グラシアス小林・万善香織
G:小倉誠司
C:小林ゆうこ
新宿子供アートフェア、盛況の内に終わりました。
遠くから来て下さったお客様イベントを支えてくれたスタッフのみなさん
本当にありがとうございました。
子供の前で踊るのは非常に難しい・・・。
しかし年齢に関係なく心が動かされる魂が何かを感じる芸術は存在します。
そんなことを考えて踊りました。
皆さんにその気持ちは伝わったようです。
本当にありがとうございました。
グラシアス小林